滴色

好きなことを、好きなだけ。

そうだ、竹田城に行こう。

リアルにそんなノリで決定しました、竹田城攻略です。

うちからだと、乗り換えを二回したら最寄り駅です。その乗り換えの都合で「ほぼ始発」にて出陣。四時半に起床し、七時過ぎには敵陣の麓に到着するという、理想的な行軍でした。事前……と言っても前日の夜(そもそも「そうだ」となったのが前日の夜)なんですけど、電車で向かうとすると割と険しい山道を登らねばならない、ということを調べてたんですよね。であれば、できるだけ早く朝のうちに登りきってしまおう、となるのは当然のことだったのです。

敢えて険しいと言われる表米神社登山道から出発。登る前にお参りもして、いざ、と息巻いたは良いものの、凄いですね、あの傾斜。ほぼ石で階段が作ってあるんですけど、一段が私の膝くらいの高さ。きつい。50m進むごとくらいの間隔で、適当なところに座って扇子で涼みながらお茶を飲んでまったりする、という休憩を挟みながら、なんとか料金所まで。ミスト付き扇風機が設置されていて、楽園でした。

肝心の城については、私、初めて登ったんですけれども、景色が良いですね! あと、石垣!! 天守などが残っていない、というのが残念ですが、それでも、登りきって周囲を見渡した時の景色が最高でした。あと、緑がとても綺麗。語彙力は蒸発した。

下りは駅裏登山道を利用。そちらの方が階段は確かに少なく「一般的な登山道」らしいんですが、それでも、山道ですね。山道です。鶯がそこそこ鳴いていて、トカゲがたくさん日向ぼっこ……から逃げ出してしまって、驚かせてしまい申し訳ないなと思いながら下山です。下りきってから目にした看板が、こちら。

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神社側にはね、なかったんですよ、こんな優しさ。自前の水筒持って行ってましたし、山中にないのは当然だと思ってたので別にいいんですけれども。やっぱり一般的なのはこっちかー、となりましたね。

なんだかんだでまったりと電車を待ち、太刀の獅子王竹田城ゆかりの刀剣であることから刀身の等身大ポスターが額縁入りで飾られているのを見て、吉光稲荷大明神にお参りをして賽銭箱前でカブトムシを発見し、夏だなぁと思いながら昼過ぎに帰宅しました。良い休暇でした!

 

某ゲームで可愛がっている太刀が、獅子王なんです。獅子王は鵺退治の褒美で源氏に与えられた刀ですが、そこから赤松家に伝来し、受け継いだ赤松広秀竹田城最後の城主なんです。彼は関ヶ原の戦いでのすったもんだで自刃に追い込まれ、竹田城は廃城に、大切に受け継いできた獅子王も徳川が没収、という流れがありまして。

ということで、赤松広秀の供養塔にも足を運びました。自刃は咎によるもので鳥取という遠い地であったこともあり、墓が未だに見つかってないんですよね。そもそも、墓が作られたのか……。故に、供養塔。

手を合わせている時に涼しい風が吹いてきて、何となく、歓迎されたような感じで、ほっこりしました。