読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

滴色

好きなことを、好きなだけ。

過去怖part∞

【過去に体験したちょっと怖い体験を語るスレPart∞】
槻倉荘の住人だったり周囲のモブだったりが、憑き物が原因で起こった出来事を書き込んでいることもあるスレ。コテ酉日付などについては省略。

 

小学生の頃、クラスで飼ってた金魚が死んだ。水槽から飛び出したみたいで、乾燥してしまった鱗を撫でながら飼育係の子が埋めてやってた。それから少しして、お調子者のクラスメートが変になった。金魚が見てる、金魚が付いてくるって。きっと、あいつが何かやったんだろうな。金魚の怪って噂になった。

怖い話、とは違うけど。友だちはどうも花に好かれているらしい。あいつが育てると早く育つとか、綺麗に花が咲くとか、そんなレベルじゃない。季節なんて無視。自然法則なんて無視。真冬に一晩で種から向日葵咲かせた証拠ビデオ見た時に、凄いとか感動とかを通り過ぎて「怖い」と思ったので書き込む。

小学生の時、親の仕事の都合で一時的に転校してきた子がいた。ただ、その子に関わるとロクな事がない。かと言って、疎遠にしてもロクな事がない。皆、何となくそれを学習してしまってからは腫れ物に触る感じで接してたと思う。鬱憤が溜まった子がその子を罵倒したら、首に縄のような跡が付いてたっけ

馬鹿にされる覚悟で暴露すると、狐憑き。自分のお狐様は見えるし会話できる。呪われてんのか加護なのか分からんけど、親戚は大体そう。そんなうちのお狐様が、今住んでる賃貸の大家さんに対して怯えてる。アレは敵に回すなって。機嫌を損ねると消されそうだと。いつ消されるか、スリリングな生活です。

通勤ラッシュで見た話。俺は座っててそいつは立ってたんだけど、大学生位かな?5歳か6歳位の子がそいつの足にしがみついてた。電車内で人が多いのに手も繋いでなくて、年齢も年齢だしで、若い親はなってないなぁって思ってた。でも、電車が揺れて隣の奴の鞄がその子の頭をすり抜けたの見て、察した。

友だちは自覚ありのホイホイで、体質については「眠った霊を叩き起すレベル」と笑ってた。最近、下宿を始めたあいつと電話をすると、あいつとは別の奴の声が混ざることがある。一人暮らしだって聞いてるしあいつも何も言わないけどさ、見える人と見えない人がいる存在と同居してんじゃないかな。

前に、花に好かれた友人の話をした者です。最近、友人と花による季節感無視が深刻な問題。ただ、今回はそれが言いたいんじゃなくて、どうも最近になって友人が花の香りを身にまとうようになった。自覚はないらしい。近くにいる分には無害だけども、まあ、不思議な話だよなぁ。

視界の端に、よく赤いものがチラつく。そういう時は雨みたいな、水辺にいるみたいな、そんな湿ったにおいがする。今のところ実害らしい実害は無いんだけど、気付くと無意識で水の中に入っていることがあるからいつか溺れて死ぬんじゃないかなって思ってる。

写真部には賞を取ることもあるくらいに綺麗な写真を取る子がいる。他の部員と比べると明らかに上手いし、何度か個展の話も来ていたらしい。それでも過去に撮影した写真のアルバムを見せると、自然となくなるって噂。理由は簡単。写ってはいけないモノがよく写り込んでいるんだって。

友達の家に遊びに行ったら、武士の霊がいた。友達には俺が見える人間だって言ったことなかったから、武士にじっと見られてるのは分かってたけど黙ってた。そしたら突然武士に斬りかかられて、友達が「すっきりした?」って。実は面倒なのに憑かれてたんだけど、武士が斬ったらしい。何なのあいつら。

特定勘弁。近所で不審死が続いて事件になったことがある。犯人の捕まっていなかった時、誰かの家の庭を見てる怪しい男がいた。その後ろを通りかかった時、男が「ダメじゃないか」って呟いたのが聞こえた。後日、その庭に生えていた毒草で家主が連続殺人をってなったんだけど、あの男は何だったのか。

今じゃ有名人になった同級生の話でも。昔から人目を集める奴だったから、今の職業も納得のもの。でもさ、あいつが悪態を吐いた相手って必ず大なり小なり不幸に陥ってた。テレビの企画で霊媒師に見てもらった時の霊媒師の反応がヤバかったみたいなんだけど、詳細書くと誰なのかばれるからこの辺で。

修学旅行で古都に行くとさ、神社仏閣巡りになるだろ?うちの班でやけに嫌がった奴がいてさ。ただ、スタンプラリーポイントで全員揃ってるのが条件だったから無理やり連れてったんだよ。そしたら、神社で手を洗うところが崩れてあわや下敷き。そいつ「だから嫌だったのに」って。何があったんだろうな。

接客のバイトをしてるんだけど、職場には医療関係者がよく来る。ホラーの定番ネタに病院が多いように、この世の存在じゃないものに好かれた人も割と。人徳なんだろうけどやたらと赤ん坊の霊を連れている産婦人科医がいてさ、すげーなって。供養してくれてるんだろうな。ああいう先生に増えてほしい。

陰陽師の端くれをやってるんだけど、師事してる家で狐憑きを預かっていたことがある。男の子に雌の狐。どうもその狐は男の子に本気で惚れ込んでいるようだった。近付く存在全てに悪病を撒き散らしていたところから男の子に好意を寄せる人間限定にまで押さえ込んでたけど、あれからどうなったんだろう。

おいでよ、と招いてくれた。
かわいそうだね、と慰めてくれた。
どろどろの、ぐちゃぐちゃの、ずたずたの。
ソレが見えてしまった時、逃げ出してしまったのは私だった。彼はさみしそうに笑っていたけれど、あの黒いモノの残滓のようなものが、離れてはくれない。私は、きっと幸せにはなれない。

雨が降る日は外に出られないから。
そう言って兄はいつだって部屋の隅で膝を抱え、小さく、丸くなっていました。悪意だか、嫉妬だか、羨望だか、よく分からないぐちゃぐちゃの感情の渦を身にまとい、黒い繭の中心で眠っていたことをよく覚えています。何故感情がわかるか?触れて、後悔したからです。

桜並木の中、一つだけやけに赤い木があった。なんでだろうな、と話していたら友人のうちの一人が「あの子は特別な養分でも吸ってるんじゃない?」と。桜の下には死体が、なんて都市伝説になぞらえた冗談だったのだろうけれど、後日、開発工事で掘り返したそこから白骨が見つかったらしい。桜は怖い。

祖母の家の隣にあった店には座敷童が棲んでいたらしい。そこの店主も年をとってしまい、その息子夫婦に店を次ぐ意思が無かったから店を畳んだそうだ。座敷童はどうなったのかと祖母が心配していると、どうやら店仕舞の手伝いに来ていた孫に憑いたとのこと。座敷童って、人に憑くとどうなるんだろう。

私の撮る写真には、写ってはいけないもの、というか存在がよく写ってしまいます。逆に、写っていなければならないものが写っていないこともあると気が付いたのが最近のこと。写っていない木は折れ、写っていない家は燃えました。写っていない人、の存在はどう定義するべきなのかを知りたくありません。